マイホーム・不動産トラブルの原因と予防方法

一生に一度の買い物とも言われるマイホーム。
一度買ってしまうと、そして建ってしまうと、なかなかやり直せないだけにトラブルは避けたいですね。

ですが、不動産業界は様々な法律や規制があり、素人には分からないことも多いため、予想外のトラブルも多いもの。
気持ちよく後悔なく家を建てるために、よくあるトラブルとその予防方法、起こってしまった場合の対処法を簡単にご紹介していきます。

事例などは、今後随時記事を更新していきます。
他では聞けないトラブル事例などもご紹介しますので、ぜひご参考にしてみてください。

また、今現在巻き込まれているトラブルについては、こちらのお問い合わせ窓口からお気軽にご相談ください。

新築の場合

家を建てるまでのトラブル

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CASE1.

打ち合わせ中にお伝えした壁紙と実際の壁紙の色が違ったり、内装でお願いしていた棚の数が違ったりすることが施工途中で発覚しました。

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CASE2.

先日工事現場を見に行ったところ、基礎を掘る際に出た土を敷地内に使い、敷地の高さが予定よりも高くなっていました。このままでは、玄関に至るまでの階段が余分に必要となり、工期も金額も多くかかってしまいます。

何が原因だった?

・打ち合わせ記録の不足
・専門知識の不足
・住宅会社の都合優先
・よく分からないまま最終図面に署名した

どうすれば良かった?

些細な打ち合わせであったとしても、必ず詳細な記録を取り、双方が確認して署名するのが本来は望ましいことです。これは後々に言った言わないといった水掛け論でのトラブルを避ける上でも重要です。
その上で、建築計画や仕様を事前に確認し、不明点や疑問点を解消しておくことも大事なことです。
ただし、一般のお客様が専門的な知識を持っているわけではないので、住宅メーカー側の説明が適切かどうかの判断は、非常に難しいです。
今回のケースでは、基礎工事のときに余分な土が必ず発生すること、そしてその処分費用を住宅メーカー側が節約するために敷地内に戻したことで高さが変わってしまいました。
住宅メーカー側の説明を鵜吞みにせずに、セカンドオピニオン的に相談できる専門的な建築コーディネーターを利用し、計画の適正性を確認することも大事ですね。

土地に関するトラブル

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CASE1.

相場よりも安く売りだされていた土地を購入しました。ところが、家を建築するために30cmも盛り土をする必要があることが、後から判明。結局高額な造成工事のせいで、相場以上の金額を土地に使うことになってしまいました。

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CASE2.

駅やスーパー、コンビニにも近い中心市街地に理想的な土地があったので購入しました。しかし、そこは建築に関する制限が指定されている区域で、希望通りの家を建てることは諦めざるを得ませんでした。

何が原因だった?

・事前の情報不足
・専門知識の不足
・不動産業者とのコミュニケーション不足

どうすれば良かった?

土地を購入してから、ではなく、建築計画と土地購入を同時に進めたほうが良かったですね。また、建築だけでなく土地にも宅地造成規制法をはじめとした様々な関連法規があります。
加えて、建築可能な状態にするためにはいくらかかるのか確認することも大切です。土地の値段そのものは安くても、建築できるようにするために造成工事が必要な場合もあります。総費用でいくらなのか確認しておくと、不用意に土地の安さに振り回されることが減ります。
不動産取引は、普通の素人では知識や経験が少なく難しいものです。住宅会社や建築専門家にアドバイスをもらいながら実施するのが安心ですね。

引き渡し後のトラブル

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CASE1.

住み始めてから、床の一部でギーギーと音が鳴るようになりました。また、和室の障子戸の動きも悪く、建付け調整が必要のようです。新築で住み始めたばかりなのに、欠陥工事のようで良い気分ではありません。

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CASE2.

先日リビングでくつろいでいた時に、ふと壁を見たらクロスに割れがありました。念のために家の内外を確認したところ、建物の基礎部分にも亀裂を発見しました。 耐震にこだわった家だけに、非常に心配です。

何が原因だった?

・施工の品質が低い

どうすれば良かった?

せっかくのマイホームに機能的なトラブルがあると不安になると思います。
問題の部分が保証適用範囲であれば、ぜひご利用ください。
大がかりな工事をしなくても直せるものもあるので、まずは相談を。お客様の大事なご自宅ですので、快適に過ごせるよう修理できるところはすべきだと思います。
さらに、住宅会社に対しても適切な修理を求めましょう。しかし、必要な修理だとしても高額な費用がかかる場合は、応じてもらえないこともあります。解決が難しい場合は、一人で悩まず住宅建築コーディネーターをはじめとする第三者の専門家に相談しましょう。

中古住宅・マンションの場合

中古住宅・マンションのトラブル

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CASE1.

突然マンションの管理費不足による大規模修繕時の徴収の連絡がありました。大規模修繕に備えて毎月管理費を納めているのに、足りないからもっとくれというのは納得できない。

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CASE2.

暮らし始めた直後から、羽アリを見かけるようになったので、白アリ駆除業者に相談して確認してもらいました。結果、白アリが基礎部分を浸食していました。 白アリが発生していると分かっていたら、この中古住宅に決めてなかったかも。

何が原因だった?

・契約不適合責任の問題
・物件の状態の不明瞭さ

どうすれば良かった?

新築でも稀に不具合が発生するので、中古住宅やマンションでも当然不具合がある場合があります。購入前に物件を徹底的にチェックし、不具合の有無と修理にかかる費用を把握することが大事です。
素人では分からない場合は、第三者の専門家であるホームインスペクターに物件をチェックしてもらい、構造的な問題を明確にするのも大切です。 https://www.jshi.org/
また、契約不適合責任(売主が契約上の責任を免除する特約を設けること)に関する特約の内容を理解し、必要であれば交渉しましょう。
管理費の積立状況は、問い合わせ照会できます。管理状況の説明はどこで契約しても契約時にされますが、チェックポイントを知らないと大切な情報を聞き逃してしまう事が多いので、プロに見ておくべきポイントを聞くなど準備が必要です。

まずは担当者へ聞いてみよう

いかがでしたか?
もちろんここに挙げた以外のトラブルもありますが、多くのトラブルは事前に回避することもできます。
疑問に思ったことや分からないことは、遠慮なく住宅メーカーや工務店、不動産屋さんなどに直接聞いてみましょう。
不安を一人で抱えないことが大事です。
また、そうやって疑問点などを聞くことが、住宅メーカーや工務店、不動産屋さんの担当者と信頼関係を築くことにもつながります。
一緒に「理想のお家」を作るパートナーですから、ぜひ良い関係を築いていってください。

それでも、もし万が一不安なことがあれば、中立的な立場である住宅建築コーディネーターまでご相談ください。

住宅メーカーさんたちとも協力しながら、あなたの「理想のお家」づくりのお手伝いをさせていただきます。