不動産トラブル

COLUMN

「広告に釣られて大失敗!」サポートしたい不動産会社との正しい付き合い方〜中古物件編〜

こんにちは!

今日は「中古物件の購入」についてのお話です!

お洒落な家を格安で購入できる、今流行りの中古物件リノベーション。

「築30年の物件でも、こんなに綺麗なら問題ないのでは?」と思ってしまいがちですが、内装が綺麗だからといって安心してはいけません。

実は、見えない所の痛み具合が一番大事なポイントなのです。

そこで今回は、中古物件をお探しの方へ向けて、気をつけて欲しい観点をご紹介していきます!

クロスもキッチンもピカピカ!問題はどこに?

中古物件は、売りに出される前に綺麗にリノベーションが施されます。

トレンドを反映した内装はお洒落でスタイリッシュ、クロスは新品に張り替えられ、キッチンやトイレもピカピカです。

新築のような内装なのに、販売価格はかなり割安なため、そのコスパの良さに購入を決める人も少なくないはずです。

しかし、中古物件で重要なのは「どれほど外見を綺麗に整えられているか」よりも「中身」なのです。

どんなに外見を綺麗にしても、中がボロボロであれば、その建物は長く使えません!

外側だけではわからない欠陥がある

例えば、よく話題に上がるのは排水管の老朽化です。

排水管が痛むと、水漏れや詰まりによるトラブルが起こります。
当然ながら、その修繕費は自己負担です。

また住宅の欠陥には、雨漏りやそれによる基礎の痛みなども考えられます。

住宅の木材が腐ることでカビやシロアリが繁殖することもあるため、放っておくと大変な状態になってしまいます。

フルリノベーションされていると、どうしても外側の仕上がりに目が向いてしまいますが、中古物件で絶対に見るべきは「建物の中身」なのです。

建物の健康診断していますか?

築25年程経過している建物は、それ自体の価値はほぼなくなります。

そのため、中古物件は「土地の価格」で売買されているケースが多く見られます。

購入者もそれを見越しており、なるべく安く購入し、建物をリノベーションすることで、長く住めるようにカスタマイズしていきたいと思っているはずです。

そのためにも「建物の中身は大丈夫なのか?」といった健康診断が重要なのです!

建物の内部まで細かく調べるには専門業者(ホームインスペクション)に依頼する必要がありますが、住宅建築コーディネーターで、簡易的なチェックも可能です。

例えば、雨漏りの跡や外壁・内壁のひび割れの状態、シロアリの軌跡はないかという点など、目で見てわかるものもたくさんあります。

住宅建築コーディネーターと一緒に物件をめぐりながら、状態の悪い物件であれば、その場で候補から外すという選択もできます。

事前に相談いただければ、チェック観点をお伝えし、物件選びの参考にしてもらうということも可能です。

長くその家に住みたいと思うのであれば、物件を決める前に「建物の健康診断」をしてみてくださいね。


最後までお読みいただきありがとうございました。